さて、 今日は私の大好きな講演家の中村文昭さんが大阪にセミナーにいらっしゃるので、中村さんの話しの中で特に好きなストーリーを紹介します。
その前に中村さんの略歴をシンプルに紹介します。
中村さんは高校卒業後、三重県からお兄さんが住む東京に引越します。
しがないアルバイターをしていました。
そんな時、師匠と出会い、あの一つの質問によって人生を大きく開いた人です。
その質問とは?
何の為に? です。
中村さんは小学校に講演に行く機会もあるそうです。
ある時、いたずらで、話しを聞いていた小学生達に小学生にこんな質問をしました。
ところで君ら、何の為に学校きてるのかな?
小学生達は急にあたふたし始めました笑
何の為に?何の為にて~?
中村さん 「君は何の為やと思う?」
生徒1 「義務教育やから、ですかね~?」
中村さん 「君は?」
生徒2 「親が行けゆうし、、、」
そんな答えが続いていた中でしたが、
ある生徒が
先生、僕違うよ! と大きな声でいいました。
中村さん 「じゃあ君はなんの為に学校にきてるの?」
生徒3 「医者になるためさ!」
中村さん 「なんや君は医師になる為に学校きてるんか?」
生徒3 「僕はね、お父さんみたいなかっこいい医者になる為に学校きて、勉強してるねん。 先生に命救われたわ! っていって貰えるような医者になんねん。
だから、僕お父さんに、どうやったら医者になれるの? って聞いてみてん。 そしたら、こう教えてくれてん。」
その子のお父さん 「医者になるんは難しいけど、 お父さんもなれてんから、 お前もなれるで! まず、医者なるには、医学部のある大学を卒業せなあかんな。
その為にはバリバリ頭いい高校を卒業せなあかんねん。
バリバリ頭いい高校に入る為にはな、中学生の時にトップクラスに勉強できな入られへんねん。
中学でトップクラスになるためにはな小学校の時から、めちゃくちゃ勉強できなあかんねん。だから、小学生のお前は今めちゃくちゃ勉強しなあかんで、頑張りや」
生徒3 「だからな先生、僕、勉強する前や宿題する前におまじない言うねん。 さぁ!医者になる為に勉強やるぞ! さぁ!医師になる為に宿題やるぞ! ってね。 そういったら不思議と難しい問題にぶち当たっても、 こんなんが解かれへんかったら医者になられへんわ! と思って、がんばれるねん! 」 と言ったそうです。
積み重ねと繰り返しの中で書いたように
何の為に?が無いと毎日がただの繰り返しになります。
積み重ねと繰り返し - 我れながら、Acting Outな日々
でも、この子のように何の為に?が明確な場合、繰り返しではなく、
毎日が積み重ねになって、見える景色も日々変わってくるでしょう。