概要 主人公は超ボンボンの男の子です。
若くして経営者! そのお父様は超エリート!超大手企業の社長!
人に借りを作ってはいけない! が家訓の様です。
父子家庭の様です。 問題ありそうです。
荒川の大型開発事業があり、 河川敷に住む不法滞在者達を七夕までに退去させることを任されます。
ひょんなことから主人公と荒川に住む奇妙な人々との生活が始まり、主人公はお金では買えない何かを見つけていく物語です。
LOVE展開もあります。
感想
これだけ濃いキャラを量産して、 そして上手くいかせているこの作品すげー!が見終わった後の感想でした。
この映画は、原作がマンガであり、テレビアニメ化、ドラマ化と、 まぁ大人気なんだそうで。
私より詳しい、いっぱいいるでしょうね!
個人的にはセットが可愛くて、 そのコミニティーに規律があって。
助け合いながら生活をしてて。素敵だなぁと思いましたね。
でも、本作よりも原作者の中村光さんが個人的に凄いです。
いろんなびっくりポイントあります。
•同い年
•女性
•美人
•聖☆おにいさんもこの人
•16歳でデビューしてる
もうこの辺でやめましょう。
このヤられた感。
随分、差をつけられちゃったなー感。
しかも美人! もぅ勘弁してよ! と思う自分もいます。(^^;;
綿矢りさのインストール読んで、 著者の写真を見たとき以来の衝撃でしたね。
これはヤバイぞと。
同作も聖☆おにいさんも基本はおちゃらけてるんですけど、この人の中にあるテーマ、相当深いですね。
巻末の言葉より
"創造主というものがいたとして きっと彼はこの星を大きく創りすぎたのだ おかげで小さく怖がりの人間は困っている 『こんなに星が大きくては』 『人との距離の測り方が分からない』 60億もの人間がいるのに 皆それぞれとても一人で 皆必死で捜している 距離のいらない もう一人を 出典第1巻巻末「距離」 より
"人の心を海とするならばきっとその水は淀んでいる。 水面のさざ波に名前をつけるなら、それは「喜び」や「怒り」になるのか いやこの海はそんな言葉では浅すぎる。 この深い海の水底に 何がいるのか知りたいなら 淀みの中で目をあけて 下へと冷たくて重い水をけり続けるしかない 自分という人間を知りたいなら たとえ底がなかろうと
出典第二巻巻末「底」より
以上
私、この文章に 完全にやられました。 みんなで楽しく観れる作品です! オススメ! ★★★★☆