ハッピーエンドな旅の途中で。

生きてる事は旅すること。旅とは移動の有無ではなく、生きるスタンスそのもの。

【キャンプ】オートキャンプサイトの選定基準を考えてみる。

 

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まぁまぁな数のキャンプ場にいってきた。

上級などとは言えないが中級くらいのキャンパーにはなってきただろうか。

畏れ多くもキャンプ場のよし悪しも比較の中でわかってくるので、

ここで一旦考えてみたい。

 

重要度の説明

 

★・・重要度 低い

有っても無くても、どうにでもなるレベルの要素。

キャンプ自体が楽しいので満たしていなくても消し飛ぶレベルの重要性

 

★★・・重要度 中

これはキャンプの満足度がある程度左右される可能性が高いものなので

宿泊数がながくなれば成程に重要になってくる。

 

★★★・・重要度 高

これは一泊できるか、できないかのレベルで重要。

せっかく車で遠方まで来たのに、時間とお金を無駄にするレベルで重要な事項


優先度:★


CI・CO時間

チェックインとチェックアウトの時間。

長ければ長いほど助かるが、例えチェックインの時間が14時であっても

車は停める事ができるはずなので早朝に出発し、現地を楽しみましょう。

 


炊事場の広さ

お皿を洗ったり、人によってはここで料理をしたりする場所です。

オートキャンプに来るような人はだいたい自分達のサイト内で調理することが多いので

炊事場が狭いと感じたことはないけど、微妙に洗い場が低いと腰がいたくなったりする。


電源の有無(冬場は★★★)

電源サイトといって、家電などを持ち込める。

夏場は扇風機などの暑さ対策。冬は電源サイトじゃないと多分死ぬ。家と同じ状況じゃないと過ごせない人はそもそもキャンプに来ないだろうから、シーズン中はさほど気にならない。


遊具などサイト内の設備

サービス精神が高いキャンプサイトは、小さい公園若しくはそれ以上のレベルの遊具があったり、人口の小川があったりする。

子供たちは勿論喜んでくれるけど、

親のエゴだけどそんなもん無くても勝手に楽しんでくれる創造性を子供には期待したい。

 

直火OKか禁止か

 近隣の森林組合との兼ね合いなどから、地面に直接たき火してもいい(通称直火)かどうか分かれるところ。もしNGの場合はたき火台を買えばいいだけなので、大きな問題ではない。結構大事なキャンパーのマナー。

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↑焚き火台

 

優先度:★★


スーパーまでの距離・営業時間等

宿泊日数が一泊なら自宅周辺で買い込んだ食材でなんとかなるだろうけど、

二泊以上になると、食材の保管の安全性の面でも現地でも買い物がいいと思う。

そこで重要なのがスーパーへの距離などだ。遠すぎたりすると遊びの予定などがつぶれるし、田舎だと夕方には閉店しているなんてこともあるので結構重要。

コンビニは便利だけど味気ないなと個人的は思う。

 

地元スーパーはその地域の食材などが普通にあったり、珍しいお土産に

しやすいものが普通の価格で売っていたりするので行くのはおススメです。


ゴミ現地廃棄の不可

ゴミの現地で捨てる事ができるのかは結構大事。全量持ち帰りパターンも多い。

有料で廃棄するパターンもあり。連泊した際なんて結構ゴミ出るし、それと同乗して帰宅するのはあまり気分のいいものじゃない。仕方ないけど。


サイトのロケーション

宿泊先の周りに魅力的な遊び場があるかどうか。

キャンプすること自体が目的の場合は優先度は下がるけど、

キャンプを宿泊方法と位置付ける場合は重要かも。


料金体系(基準は2000円~4000円/泊)

 一番わかりやすいお金の部分。

フリーのオートサイトだと上記の価格帯が普通かな。

オートサイトの中でも嗜好を凝らしたものほど高めになるし、

キャビンやバンガローなど屋根の下になれば普通のホテルみたいな

値段になる。

 

シャワーの有無し、その料金体系

シャワーは基本はある所が多い。それでも有料で3分300円くらいが相場だろうか。

そんなシャワーなら入らないことが多い。気持ち的に忙(せわ)しないし。

一番いいのは24時間無料で温水シャワーがあるサイトが理想。温泉が近くにあるサイトも多いのでそれを楽しみにしてる人も多いだろう。

 

優先度:★★★

キャンプサイト自体は有料か無料か?

 かつて、無料のキャンプサイトに宿泊した事があるのだけど、テントの中で寝ようとした瞬間、となりのサイトの連中が盛り上がり始めて夜通しのどんちゃん騒ぎを始めた。

何度か静かにして欲しいとお願いはしたのだが、一向に静まることなく。

泣く泣くこちら側が夜中にテントを畳んで帰ったことがあった。

 

それ以降、無料の無人のキャンプサイトはそういった人達が集まりがちだろうから

行かないようにしている。

 

夜間に管理人がいるかどうか?

上記の続きみたいになるけど、今なら管理人に注意をしてもらうように動く。

しかし、無料であろうが、有料であろうが、夜中に管理人が不在の場合

オールナイトで酒飲んで盛り上がっている連中を鎮める力を自分達が持ち合わせる必要性がでてくる。想像してほしい、そんな連中の相手をするためにコストを払ってキャンプをしに来ているのだろうか? 悲しくなる。

モラルの低いキャンプ場かどうかを見極める必要がある。

 

 

番外編

害虫や害獣など危険性の掲示があるか?

きちんと管理されたサイトにはハザードも管理している。

川や海など自然いっぱいのキャンプは楽しい反面危険も同時に存在している。

その辺りはサイト側と宿泊するキャンパーが協力してつくっていくものなので

サイト側に依存するのは違うと思うので、番外編にしました。

 

最後に

持論にはなるんだけど

キャンプはある程度の不便を楽しむもんだと思う。

その不便を克服した先の快適にいたるまでの過程がキャンプだと考えている。

 

全て快適っていうのはやっぱりなんか違うので、どんな場所であれ、その場所に「泊まらせていただいている」礼節を持ちながら、自分達の城を作るつもりで楽しんで行きたい。