以前は仮観・空観・中観を書きましたが
仏陀が35歳の時に菩提樹の下で至った悟りの境地の、
悟りってなんやねんってことで簡単に書くことにチャレンジです。
悟りは二文字でいうと縁起(えんぎ)です。
じゃあ縁起ってなんやねんってなりますね。
縁起ってのは、全ては関係しあってるから存在してるって意味です。
もっとわかりにくくなりました?笑
縁起をもう少し深く理解する為に
想像してみてください。
自己紹介をして下さい
って言われた、なんて話しますか?
お名前
住んでるところ
お仕事
趣味
家族の事
とかですかね。
でもこれって、実は自分固有のことより、自分の周りの事、置かれてる状況の説明ではないでしょうか?
趣味は自分独自だよ!
って思うかもですが、
あなた一人だけがこの世界でやってる趣味って多分無いかもしれません。
つまり、私達が存在してるのは、
私達の周りの輪郭だけがハッキリしていて、《私》というものが、ただ浮き彫りになってる感じだと思います。
例えば、
奥さんがいるから、夫になれます。
子供がいるから、母親、父親になれます
学校があって、先生がいるから生徒になれる訳ですね。
それらは関係性があって初めて存在する対の概念です。
数学の0も、実際に存在する訳じゃなくて、➕1と➖1が釣り合ってるから存在してる訳です。
それを仏陀は悟った訳です。
全てはお互いに関係しあってる。
単独で存在してる訳じゃない。
だから、あなたと私とそれ以外は違う個体に見えるけど、縁起の中で繋がってる。
自分を大切にすることは、
自分とそれ以外を大切にすること。
周りを幸せにする事は、自分を幸せにする事。全てはお互いに関係してる。
(↑宮野的解釈です)
どんな、ヒト、モノ、コト、カネも
関係しあってる訳です。
それを縁起と言い、
仏陀が悟った、悟りといわれる境地のざっくり解説と宮野的解釈でした〜^_^