ハッピーエンドな旅の途中で。

生きてる事は旅すること。旅とは移動の有無ではなく、生きるスタンスそのもの。

【読書】アイシテル〜海容〜 【超絶重たい漫画 子供が殺されたら、犯人とその家族を許せますか?】

 

 
ドラマになったのかな?
漫画読みました。随分前に。
 
昨日嫁さんが図書館から借りてきてくれて、久々に出会いました。
 
漫画のテーマは深いし重い、でも大切なテーマです。
 
小学一年生の我が子を小学六年生に殺されるところから話しが始まります。
 
被害者家族からの視点
加害者家族からの視点
そして、報道において加害のプライバシーが守られ、被害者のプライバシーが守られない報道の二次被害について。
 
そして、被害者の家族関係
加害者の家族関係
 
罪に立ち向かう為に、加害者が
被害者である家族も自分達家族と同様に苦しんでいるのではないか?とする、歩み寄り。
 
(副タイトルの海容は海のような広い受容を意味するらしい。)
 
二巻で終わりますので、ボリューム的にはそこまで無いのでサラッと読めますが、内容はヘビー級です。
 
人が人を殺すという、業の深さを知る漫画でもあります。
 
アイシテル〜海容〜は前編、後編と二巻で終わりますが、
その後、アイシテル〜絆〜前編、後編に繋がります。
 
アイシテル〜絆〜の主人は
加害者の年の離れた弟がテーマです。人殺しの弟!と何もしていなくても世間から嫌がられる人生。
 
呪いです。
 
それでもなんとか生きていく姿に
何か感じずにはいられない作品となっております。
 
内容を知った上で
心して読んでください^_^