先週金曜やってましたね。
続編が作られてるようですね!
概要
舞台はNY、抗ガン剤として発明された薬は人を知能の無いゾンビみたいにする新しい病気を生み出し、世界には誰もいなくなった。
奇跡的に抗体をもった主人公が、
たった一人の世界で見たものは、、
、。
感想
アイアムレジェンドの原作は、リチャードマシスンさんの地球最後の男という作品です。
これも何度か映画化されてるようです。
アーノルドシュワルツェネッガーが主演予定だったみたいですが、当選したので降りて、ウィルスミスが主演になったようです。
とてもいい作品でした。
ほどよい緊張感を保ちつつ、確信に迫っていく作り方。
現在と過去が交互に映し出されて、見えてくる真実。
見えない敵に怯えながら、銃やでっかい車を乗り回して、家々をまわり、虱潰しに食料を集める日々。
これはまさに、打倒テロリズムの下、正義を振りかざした結果、世界から孤立したアメリカのメタファーではないか。
よくできてるなぁ。
そこまで深いテーマがあるのか!
と意気込んで見てると、
えっ?何このオチ(^◇^;)
伏線回収してないやん。
あのシーンの意味は何やったん?
オチまでは、本当にいい作品だと思います(^◇^;)
ここからはネタバレです。
公開直前で、配給会社によってオチを変えさせられたみたいですね。
試写会でのオチの評判が悪かったようで、今回のようなオチになったようです。
原作のテーマからしても、本来は
無能だと思っていたダークシーカーにも、知能があり、言葉、文化、社会があって、ウィルスミス側から描かれた世界の正義と、ダークシーカー側からの正義が対立する構図になる話です。
そして、多数派と少数派の正義のあり方をシニカルに描く、キレのいいオチになるはずだったと思います。
DVDには別エンディングとして、ちゃんと収録されてますね。
YouTubeにもあったので貼り付けときます。
別エンディング
なかなか切ないですね〜。
次回作にウィルスミスは出たくないようですね。
急遽オチを変えさせられて怒ってるんじゃないの??
なんて勘繰ってしまいますね(笑)
オチ以外の作りはとてもしっかりした映画なので、普通に見れる作品だと思います、ホラーとか怖いの苦手な人はやめた方がいいかも。