ハッピーエンドな旅の途中で。

生きてる事は旅すること。旅とは移動の有無ではなく、生きるスタンスそのもの。

【大阪】茨木市 松屋 シュクメルリに思いを馳せて

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昼間やっとこさ食べたかったシュクメルリを
駅前の松屋まで食べに行けました。

 

シュクメルリについては、食べた事なかったですし、ジョージアについて全く何も無い状態なのですが、

食べる前から既にかなり感動してて、
食べて尚更に感動とリスペクトが心の底から
出てきたので、今からツラツラと書かせてください笑

知らないモノを知らないヒトに売る

これがいかに難しいか。

シュクメルリ?ジョージア料理?
ってかジョージアってどこ?ヨーロッパ?アメリカ?

くらいの知識しかないジョージア郷土料理を市場に
出す松屋の器量のデカさに食べる前にから、
リスペクトしか無かった訳です。

昨日実食してびっくり、
かなり熱々の状態で出てきて、
固形燃料で常に火で熱々を保ってる構造。

松屋に来られるお客さんさんが求める、
早い、美味い、安いから完全に外れるコンセプト。

シュクメルリときいて、まずそもそも何?
そもそも料理なの?と思わせる、
知らないof知らない。

なに味?なにが入ってるの?と全く想像つかない。

ってか誰がそれ食べたいの?ジョージア人?
日本にジョージア人何人住んでるの?50人?

どんなヒトがそれ求めてる訳?何が入ってて何味かも知らないのに?

と知らないのモノを知らないヒトに売るという
一見すると愚行とも取れるマーケティング的な
メニュー開発。

しかし!

それをメニュー化させる松屋は本当に凄い。
組織としての風通しの良さすら感じる。

そしてグローバルに食に対するリスペクトを感じるし、日本における食文化への貢献としてか思えない。

みんなの食卓でありたい。
これは松屋のキャッチコピーであるが、

ちょっと変わった凝った料理作って食べさせて、
子供の食の幅を広げようとする母性の愛ではないか。


ちなみに今回のシュクメルリのメニューは
松屋の中での世界紀行シリーズの第一弾の
人気復刻シリーズとのこと。

世界紀行シリーズを纏めると

①シュクメルリ(ジョージア)
②カチャトーラ(イタリア)
③チキン・コンドルブルー(フランス)※松の屋扱い
④マッサマンカレー(タイ)
⑤チキンキエフ(ウクライナ)

と、③以降は割と置きにいったな感は
あるものの、続いている企画の様である。

やっぱシュクメルリが一番尖ってる。

昨日食べながら、
松屋の会議室が私の中で再現されました。

営業部長「おい、次のメニュー開発の企画でぶち上げる企画だしてこい」

できる若手社員「シュクメルリで行きたいです」

営業部長「は?シュクメリル?wwwなんだよそれwwwふざけてんのかてめぇは?」

できる若手社員「ふざけてません、ジョージアの郷土料理です」

営業部長「ジョwwwジョージアてwww、
そもそもどこにあるか分かんねぇよ!!俺の中ではもはや国なのかすら怪しいよ、てめぇ舐めてんのか!!」

できる若手社員「舐めてません、今まで我が社は牛丼などの安心できる国民食を提供してきましたが、競合との差別化が価格での訴求でしか打ち出しにくい状況です。シュクメルリを皮切りに世界紀行シリーズとして、世界の家庭料理をお客さん様にむけて、打ち出していきましょう。

部長、みんなの食卓になりたい。これは今までの我が社のコピーでした。しかし今後の"みんな"とは世界の食卓を囲む人々にするべきなのではないでしょうか!!」

営業部長「お、おん、社、社長に言ってみるよ」

できる若手社員「よろしくお願いします!」

彼は今後の松屋を引っ張っていく人材。。。。
それをちゃんと評価する組織。。。。これは伸びるわ。。。。


と、シュクメルリという、
言ってしまえばニンニク効いてるクリームシチューな訳ですが、食べながら上記の様な事を考えさせてくれる素敵なランチ体験でした。


んまぁ、、、、知らんけど!


松屋ありがとう!!
ご馳走様でした。

はぁスッキリした〜

 


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