アメイニアスはナルキッソスに恋をしていた。同性愛はギリシャの時代でも盛んであった。
ナルキッソスはアメイニアスの気持ちには応えることができずに、フってしまう。
アメイニアスはナルキッソスへの気持ちが実らないなら死んだほうがマシだと、
一つの願いをアルテミスに託しナルキッソスの前で命を絶つ。
その願いとは、
ナルキッソスが水面に映る自分に恋をする呪いであった。
ナルキッソスは水面に映る自分に近づけば近づくほどに文字通り自分に溺れる。
そして、実らない恋に(実るはずもない)胸を焦がしたナルキッソスも、
自殺をしてしまう。
その流した血の跡に花が咲いた。
それが水仙の花である。
そこからナルシストという言葉ができた