仕事から帰る電車の中で、たまぁにふっと考える、
「このまま、電車にのって知らない土地に降りて、知らない自分として過ごす人生を送る事は、大して難しくないのかもしれない。」
そんな事を考える自分を深く深く内部に沈めながら、日常を過ごしてる人は意外と多いんじゃないかな。
とか思うんですね。
アンダーカレントの作品も夫が失踪した妻の物語です。
台詞、コマ割り、伏線とその回収。
美しいです。
人間の深みを知る作品だと思います。

- 作者: 豊田徹也
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/11/22
- メディア: コミック
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