言葉は人と人の意思を伝えあったりするモンですが、その言葉自体にも生物同様に、生まれる時、死ぬ時があると思うんですね。
新しい言葉が生まれる時は時代の価値観であったり、ムードみたいなものを的確に表現して、一言で言い表し 最大公約数的に、いつの間にか普段の話し言葉の中に市民権を得ているものです。
バウリニューアルをご存知ですか?
誓いあった二人が改めて誓いをかみしめる儀式 らしいです。
話は少し逸れますが、 去年Googleで夫と検索すると上位一位の2次ワードに 嫌い と表示され、 妻と入力すると上位2次ワードに プレゼント と表示されるという事が話題になりました。
今日現在検索してみると、どちらも嫌いが一番上位に出てきました笑 相思相愛ならぬ、 相思相憎ですね笑
Googleの検索の2次ワード以上に世相に正直なモノありますか?笑
永遠を誓いあったパートナーに、互いに嫌いあってる人がそんなに多いんだなぁとびっくりしました。
でも、同時に じゃあなんで結婚ってあるのだろう? 結婚したんだろう? とも思います。 結婚という制度自体が時代にマッチしていないんじゃないか? そんな議論があっても不思議ではないですね。
そんな時代にマッチしていない可能性がある結婚ですが、かなり沢山の産業が入り込みすぎていて、もう 結婚制度自体、やめてみない? って誰も言えないのかもしれません。 そこでやっと登場するのが、 バウリニューアルの概念なんじゃないかなと。
バウリニューアルとは 誓いの更新という意味です。
(離婚してまた新たに結婚する訳ではないので、バウリニューアル婚と表記はしません。)
永遠を近いあった二人が、その永遠の愛という壮大な作品を日々奮闘しながら、共作していく過程を当事者同志がお祝いするのです。
労うのではなく、お祝いです。
互いが同じ方向を向いている事を確認するのです。
そんなキッカケを求めていて、バウリニューアルが言葉として、概念として生まれたのではないか?と私は考えます。
社会の経済の最小単位は家族であり、夫婦です。
夫婦の仲が円満になれば、
社会はもっと本質的に豊かになると信じています。
夫婦が更に仲良しになれるバウリニューアルにちょっと希望を抱いています^_^
この本で話題になりました