曙の女神エオスはオリオンに一目惚れしてしまい恋仲に。
オリオンの事を考えて、顔を赤らめるエオス。その事から夜から朝に変わる朝焼けが赤くなったのだ。
エオスはオリオンに会いたい一心で、
夜を早く終わらせる事にする。
夜が更ける前にもう朝が来るという始末である。そんなことを不信に思った月の女神アルテミス。
エオスに詰め寄るも、たまたまエオスを訪ねてきたアルテミスもオリオンに惚れてしまて恋仲に。
その逢瀬の場が太陽の神アポロンの神殿であったばかりか、妹のアルテミスにまで手を出したオリオンはアポロンの怒りを買う事になる。
アポロンは、巨大サソリを使って、オリオンを襲わせる。
懸命にサソリと戦うオリオン、
持っていた武器が無くなり、エーゲ海まで戻り武器を取りに行く。(逃げたわけでは無い)
一方そのころ、アルテミスは誰かに声をかけられる。アポロンだ。
アルテミスは弓の名手でもあるので、
アポロンから弓の実力を知りたいとそそのかされ、アルテミスは遠くの海に泳ぐ怪物を標的として、狙わせれる。
怪物には命中。
アルテミスの弓の実力は証明された
だがそれに当たってしまったのは怪物でもなく奇しくも武器を取りに戻っているオリオンだったのである。
アポロンの策に溺れたアルテミス。
恋人を自らの手で殺めてしまう。
その償いとしてアルテミスはオリオンを星座に変えたのだ。
そして、オリオン座の後にサソリ座が追いかけるようになった。
なんとも間抜けな話である。