プレアデス星団
冬の夜空におうし座を形作っている星団がある。
プレアデス星団である。日本では昴(すばる)と呼ばれて親しまれている。
月の女神アルテミスに仕えているのプレアデスの乙女達に目をつけたオリオンは五年間も彼女達を追い続けた。
アルテミスに助けを求める少女達。
アルテミスは彼女達を鳩に変えて、
空へ逃げるが、執拗に追うオリオンも空へと彼女達を追うのであった。
ついに
アルテミスは彼女達を7つの輝く星にしてしまった。
しかし、これで彼女達がオリオンから逃げ切った訳ではなかった。
冬の空、プレアデスが登った数時間後、おうし座の後を
オリオン座が彼女達を追いかけるており
それが、オリオン座と昴の追いかけっこの起源である。