安全第一!!
って生産現場だと、よく聞く言葉だと思いますが、実は、それだけだと本当は意味がない言葉みたいです。
どういうことかというと、
1900年代初頭
アメリカの最王手の鉄鋼メーカーであるUSスチールの社長さんが、労災を減らす何かいい手立てはないか?と思い立って
これまでの経営方針であった、
生産第一、品質第二、安全第三
という会社の経営方針を
安全第一、品質第二、生産第三
としたところ、労災は減ってそれどころか、生産も増えたのだとか^ - ^
だから、安全第一とだけ言っても意味ない訳ですね(^_^;)
それが
なにより大事なの?
の対比がないと人って認識しずらいですよね〜
昨日は長丁場の研修会で、しかも最後に考査(テスト)があるので、ある程度緊張感を持って望まなければいけない状況だったので、
学ぶ事に臨場感を持たせるために
うちの会社はその対策できてないな、
今度こうしてみよう。
あの会社はそこできてるなぁ、
あそこの取引先の社長ならこれに対してこう思うだろうなぁ。
と、できるだけ法人単位でイメージをして勉強しました。
そこで思いついたのが、
「(ぶっちゃけ)新しく入ってきた方どうですか? 部下の方の働き具合どうですか?」
という質問。
この答えによって大きく今後その会社が伸びる会社か、伸び悩む会社か、わかるよなー。
って思い立ちました。
私は営業なので、自分が開拓したお客さんとかはもう数年の付き合いになる訳で、担当営業さん、事務員さん、社長さんと会社のライン単位でお知り合いになれる訳なのですが、
ずっーと、人が入っても続かない会社が数社あります。
そこの課長さんや部長さんにさりげなく
新しく入った人どうですか?
と聞いてみます。
伸び悩む会社は
基本的に、新しく入った人や、社歴浅い人を無能扱いしてます(^_^;)
あそこができてないとか、
ここができてない
ゆとり世代だからとディスり倒す
(私もギリギリゆとり世代かも‥)
伸びる会社は
ああ
頑張ってくれてますよー^ - ^
と即答。
そりゃできない事あるけど、これからがんばって貰わないとね!
みたいに言います。
この違い分かりますか?
そりゃ、前者の下では働きにくいだろうし、後者の下では働きやすいだろうなぁと思います(^_^;)
安全管理も衛生管理も手法や教育やリスクアセスメント、法令と、ややこしくしてるけど、
シンプルに人間関係なんだよな〜って思います。
法律とかで難しくしちゃってるけど
人間関係がこじれてるのが
労災という形になってるケースも多いんだろうなぁと思います。
それも、
言いたい事が言えない
くらいシンプルなこじれ方で。
有害な化学物質等もあるので一概には言えないけど。
仕事とは、成長する場所。
それは相手を理解する事やし
自分を知る事。受け入れる事。許す事。
それがお金になって循環して繋がりを持たせいく流れみたいなもの。
その人がその人らしくあれる場所を作るのも大切な仕事なんだと、勝手に解釈した研修会でした^ - ^
考査も無事にパスできました(笑)