ハッピーエンドな旅の途中で。

生きてる事は旅すること。旅とは移動の有無ではなく、生きるスタンスそのもの。

働く意味、ニーチェと浮雲浪

今日は意味についてです。

 

前職があまりにも辛い仕事だったので、私は私の働く意味をずっと探していました。

 

どんな本でも読み、 音声を聴き、 セミナーに行き、 人に会い話しをしました。

 

考えられることは全てやりました。

 

やりたくない仕事をやらなきゃならない。

 

ブレーキを踏みながら、アクセスを踏まなければいけない。

 

そういった、悶々とした毎日を過ごしていました。

 

そんな時に出会った言葉が、浮雲浪(はぐれぐも)というジョージ秋山の渋すぎ時代劇マンガにでてくるセリフでした。

 

侍「生きるってなんですか? 意味はあるんですか?」 浮雲「アレみたいなモンです(空を指差し)」

侍「雲ですか?」

浮雲「雲は見えるけど、触れないし、近くにいても見えなくなるだけ。そこにあるだけのものです、雲はそこにあるだけです」

 

なんかフワーっと腑に落ちた、 のを覚えています。

 

そんな中、 ニーチェの言葉に出会え、 心が解放された気がしました。

 

「意味が見つからないから 良き人生を送れないのではなく、良き人生を送れないからこそ意味にすがるのだ」               

 

 

やられました。

 

私はただ、ありもしない意味に依存したかったんだなーと今なら、わかります。

 

今は信号機が赤から緑、緑から赤に変わるが如く淡々と仕事をさせて貰っています。

もちろんやり甲斐もありますし、キャリアアップも考えてますし、楽しいです。

 

過剰に意味を求めるとそこにある本質を失いますね。