ハッピーエンドな旅の途中で。

生きてる事は旅すること。旅とは移動の有無ではなく、生きるスタンスそのもの。

ある愛の話

今日は美しい物語です^_^

 

野球選手と結婚された奥さんの話しです。

二人が恋人だった時から、話しは始まります。

 

当時、彼は若くして野球界でスター選手扱いで、世間を賑わす人気者でした。

その時に付き合っていた彼女がその奥さんです。

 

彼は人気絶頂の時にプロポーズをします。

 

こんなに幸せな女、おらんで! とばかりに。

 

彼はかなりモテモテだったので、 結婚の承諾には自信がありましたが、 彼女の返事は結婚は今ではないとのことでした。

 

そんな彼に、ある日突然交通事故によって、下半身不随という、不遇が待ち受けます。

 

彼は球界から見放される形で、日に日に、メディアから姿を消していきます。

 

リハビリに苦しみながら、 球界を追放された悲しみ、悔しさに、打ちひしがれました。

 

もう一般人としても就職も難しいかもしれない。

 

未来に希望がもてませんでした。

 

人生の絶頂から絶望へ、突き落とされた運命を病床にて呪いました。

彼の元から人々は去っていきます。

 

そんな中、プロポーズを延期にしていた彼女から驚きの言葉があり、彼は光を取り戻します。

 

私と結婚してください。

 

彼は もう、脚が動かないかもしれないのに。

 

もう、昔のように稼いだりできないかもしれないのに。

 

 

いい車だって、いい家だって、 なにも満足させて、やれないかもしれない。

 

様々な思いが交錯します。

 

彼女は泣きながら、全てをわかっていると彼に告げました。

 

私があなたの足になります、

 

結婚してください。

 

私は野球選手で輝いていても、 そうでなくても、ただのあなたが好きです、結婚してください。

 

彼はその大きな愛を受け入れる勇気を持ちました。

 

以上。

 

時に人生は辛い試練を、我々に与えますが、それは感動の種なのかもしれません。 (元ネタをご存知の方、教えてください。野球詳しくないので)