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今日はダイヤモンドの美しさと私達の心や人格の話しです。
ダイヤモンドは4Cという指標によって価値をもたらされていくようです。
キャラット=重さ
カラー=色彩
クラリティー=透明度
カット=研磨
目に見えない私達の心や人格とダイアモンドの輝きは似ているのではないかと最近考えています。
私達は子供の頃はピュアな衝動に突き動かされて生きていますが、大人になるにつれて、傷ついたり、悲しいことがあったりして、本来の輝きがくすむ事もあるでしょう。
- しかし、奥底で眠っている輝きは失われる事はなく、
また輝きを取り戻したいと渇望しているように思えます。
多くの体験によって傷つくこともあるでしょうが、そこから立ち直ってきた人ほど、より多角的に物事を捉え、その中にある本質的な美しさに気付く事ができるんだと思います。
ダイヤモンドも原石レベルでは、まだ価値がありませんが、 研磨されて多面体になり、高い屈折率を得て、光の通し方から、その美しさを表現していくようです。
私達も幼い原石の頃は丸くて透明度は高いがですが、まだカットはされていません。
様々な試練を乗り越えて、研磨されていき、独自の輝きを見つけていくのですね。
地球最高レベルの硬度を持つダイヤモンドを磨くことができるのはダイヤモンドでしかありません。
人の心も、やはり人の心でしか磨かれないと感じます。
今現在、様々な悩みや精神をすり減らしているような辛いことは沢山あると思いますが、 辛ければ辛い程に、心は現在進行形で磨かれているのです。
悲しくて、みじめで、寂しかったそれらの傷が、光の当て方を変えた瞬間、急に輝き出す事が 人生にはあるのです。
その傷ついた苦しい経験、そしてそれを乗り越えた経験があなたという一つの物語であり、あなた自身をあなた、たらしめている事に気付いた時、 その光はいつか誰かに届きます。
そして、それを美しいと感じる人との出会いによって、癒され、輝きは増していくんですね。
磨かれて、多面体になった心の屈折率は、入ってきた光をより輝きを増した形で、あなたから反射して、誰かを照らす光となり得るのかもしれません。
輝く日が少しでも、早くくる事を祈ります^ - ^
今日は今試練に耐えている友人に向けて書きました。