さて、相変わらず物理学と心理学の親和性を模索しているのですが、その理解のヒントとなりそうな事がわかったのでお伝えします。
物理学と心理学は1960年代に既にコラボってました。
それは、分析心理学のユングとノーベル物理学賞受賞者パウリが共同で研究をしているみたいです。
理論物理学は 物事を細かくしていって、本質を明らかにするという物理学のようです。
そんな研究の中、細かくしていった先に何があるねん!と一人ツッコミをしながら、研究を頑張っていたパウリは、素粒子が粒子性と波動性に分かれることを発見します。
しかし、そのどちらが波動性か?粒子性か?という観測方法は彼の中の物理学を根底から変えることになります。
それは 観測する人の感覚によってはどちらにでもなる といったものでした。
客観性を重んじる物理学に主観が持ち込まれた瞬間だったと思います。
普段から 無意識の中では人間はみんな繋がってんじゃね? と普段から超主観的に考えていたユングと研究を始めます。
後にユングはこう発言しています。
「深層心理と物理学は同じ答えにいたるだろう」
二人は共時性の原理、つまりシンクロニティを研究します。
1964年に研究結果として本が出版されます
そのタイトルが
原子と元型
心理学オタク、物理オタクには堪らないタイトルですね笑
内容は難解なので、はしょります笑 方向性が全然違うと考えられていた、物理学と心理学がこのタイミングでコラボしたことは大きな意義があったような気がします。
万物の答え、全ての法則性という雲の上の頂上を目指して、違う入口から登ってきた二人が高みにて、さらに上を目指す為に出会うべくして出会った。
それ自体が、シンクロニシティやないかーい! と髭男爵ばりにつっこみましたw
余談ですが、 この辺り調べ出すと、 スピリチュアル関係にぶち当たる事がすごく多いです。
ユングが占い好きだったから、 かもしれませんが。
できるだけ、フラットに情報を伝えていきたいと思います。